キノコの森へのお誘い

きのこの森
真夏の夜 光るキノコの森へのお誘い

 発光生物と言ってまず思いつくのは「ホタル」や海にいる「ウミホタル」「ホタルイカ」が一般的ですが、ここ八丈島の発光生物の主役は「キノコ」達です。  この島にお出でになった皆さま、真夏の一夜は光るキノコ観察で幻想的な不思議を体験してみてはいかがでしょうか?

  
 
発光キノコは世界で約50種があり、日本ではその内の8種が報告されています。 この島ではそのうち4〜5種類程度が知られていましたが、ここ数年間に新種の発見が続き、現在ではまだ同定されていない種も含めて9種が確認されています。この島は、光るキノコたちにとって、とても住みやすい島なのです。 
八丈島で確認できる光るキノコの紹介
ヤコウタケ
Mycena chlorophosBerk. & Curt. Sacc.

 
傘の直径1〜3cmが標準、大きいもので500円玉以上。表面に粘性を持つキノコで、白昼ではただの小さく白いキノコですが、光力は抜群に強い(世界一)。10本群生すれば新聞が解読できるほどで、菌糸も光ります。毒性はないが食用には適さない(特徴的な味がなく、かび臭くみずっぽい)。八丈島では、春から秋にかけて雨が続くと、ビロウヤシやフェニックス・ロベレニーの幹や枯れた葉柄などから子実体を発生させます。小笠原ではグリーンぺぺという名で知られ、子実体の寿命は3日程度です。
エナシラッシタケ
Favolaschia Pat. Henn.

 
「エナシ」は「柄無し」の意味で、7〜20数個の管孔をもち、大きさは1〜5mm程度の極小さいきのこで、群生するため全体として強い光を放ちます。発生温度幅が広く、八丈島では4月下旬から11月上旬まで見ることができます。
以上2種類は、どちらも寄生主がヤシであるため、光るキノコ観察の森で見られる代表種です。
八丈島の自然体験プログラム
夜の森光るキノコ探検
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ジュラ紀の森探検
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八丈の山と森を歩く
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八丈ブルーと遊ぶ
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八丈島の花で遊ぶ
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スズメタケ

Dictyopanus gloeocystidiatus Corner

 
傘が1.57mm、半円形のキノコで、やや茶色く、エナシラッシタケと同様の小さい管孔をもっています。島外では、近畿以西、屋久島、種子島、伊豆諸島、小笠原諸島に発生します。

*スズメタケは観察の森にタブノキに菌糸を打ち込んだ人工栽培のものを展示中。

シイノトモシビタケ
Mycena lux-coeli Corner
 
その名は、シイノキの腐朽部に特異的に発生するため「椎の灯火」に由来します。八丈島では古くから「鳩の灯」(ここでいう鳩は不気味な鳴き声を発すカラスバトのこと)と呼ばれ、妖怪扱いにされていました。原産地は八丈島ですが、現在では和歌山、大分、宮崎などで発見が相次いでいます。本種は発光生物の研究をしていた羽根田弥太博士が八丈島で採集した標本により新種記載されたものです。
ギンガタケ(仮称)

スダジイの巨木の腐りかけた樹皮に寄生する小さなきのこ(2〜5ミリ程度)で、梅雨の時期、秋雨の時期に雨が続くと発生します。発生時期はシイノトモシビタケとほぼ同期。無数に発生するので下から見るとまるで「銀河」のよう。未同定。
アリノトモシビタケ(仮称)

 
発見が極めて困難なキノコですがシイの枯れ葉から子実体を発生させることが多く、わずか数pの柄と2ミリ程度の傘をつけるごく小さいキノコで、まだ同定されていません。
アミヒカリタケ
Filoboletus manipularis (Berk.)Sing.

 
1〜2cmの小型のきのこで、シイノキ、タブノキ、クスノキなどの切り株や倒木などに群生しますが、光力が弱く発光が確認できないこともあります。 八丈島でもしばらく発光が確認されませんでしたが、‘04/08/29に確実に柄が光っているところを確認されました傘よりも柄に発光性が見られます。


八丈島で発見されない唯一の光るきのこ

ツキヨタケLampteromyces japonicusKawamura Sing.

シイタケ、ヒラタケ、ムキタケ等と似ているため誤って食べると腹痛、嘔吐などの症状をおこし消化管に障害を与えて死亡例もあるほどの極めて毒性が強いキノコです。古く平安時代の古今和歌集にも登場しています。

 

このように、多種がしかも沢山観察できる場所は世界でも八丈島のみです。そして、八丈島の不思議は、更に続き、
山では伝説の発光生物「ニッポンヒラタキノコバエ」や陸生ホタルの幼虫、そして、海では「ウミホタル」「光る貝」や「光るゴカイ」等が生息しています。  


ニュージーランド・ワイトモのツチボタルの仲間か
ニッポンヒラタキノコバエ 

「キノコの森観察の無料バス」

注意!! きのこ観察の無料バスは2009年をもちまして終了しています。

このように沢山の発光生物を観察できる八丈島ですが、観光資源としての紹介できるようになったのは最近です。 夜の観察ですのでガイドが必要ですが、あまり高額なガイド料では多くの方に観察して頂けないのでNPO法人(下記)が、無料バスの運行による観察ツアーを行っております。 先ずは、電話をお願いします。 キノコの森観察のあとは、八丈太鼓体験などのプログラムも用意していますよ。

無料バスは、6月から8月の3ヶ月間毎日運行!!

19時30分発、約2時間のプログラムです。キノコバスターミナル(浅沼歯科前)→キャンプ場→底土ロータリー→東畑→護神→三小前→藤巻商店前→中道→町役場→中村商店前(中村商店1945分)→為朝神社前→森(帰りはこの逆)の順に停車します。各停留所は約3分間隔ですが余裕をもってお待ちください。 夏休み期間中は金曜日に体験八丈太鼓、土曜日は星空の解説の他、参加者全員に明日葉の苗プレゼント中です。

無料バスに乗車ご希望の方は、090-4811-1881 まで必ずお申し込みください。

      主催 NPO法人 八丈島観光レクリエーション研究会(HRO

                http://www.8jo.org/

*無料バス: ボランティアグループ中心のNPO法人が観光客むけサービスとして運行を続けており、実績が示すとおり評価も高い。下表は、バス乗車実数である。

平成16年(バス1台)

平成17年(バス2台)

平成18年(バス1台)

1,895

3,650

2,625

                    写真と文:NPO法人 HRO

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